キャリアコンサルタントは独立できる仕事?女性にもおすすめな理由

キャリアコンサルタントの資格を取ったけど、「なかなか独立するチャンスがない」「どうやって独立すれな良いのか分からない」という方は多いのではないでしょうか?

国家資格として人気の高いキャリアコンサルタントですが、資格を持っているからといって簡単に稼いでいける職業ではありません。

この記事では、キャリアコンサルタントの基本的な仕事内容なことから、平均年収、独立・開業するために必要なことまでをご紹介します!

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キャリアコンサルタントの仕事内容

キャリアコンサルタントとは、就職や転職など個人のキャリアに関する相談にのって、今後のキャリアについてのアドバイスや各種お手伝い手伝いをする専門家です。

具体的には、相談者の強みや適正、志向などを見極めながら、本人の希望に沿った仕事につけるように、自己分析や面接対策などを行います。

キャリアコンサルタントの仕事内容はさまざまで、社内で研修や採用業務の代行などを行っている場合もあれば、大学の就職支援課でキャリア相談や面接対策、就労支援会社やNPO法人で引きこもりの就職支援をすることもあります。

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キャリアコンサルタントの平均収入

キャリアコンサルタントとして独立したいと考えている人は多くいます。実際にキャリアコンサルタントとして働いている方々の平均月収はどのくらいなのでしょうか?

厚生労働省の「キャリア・コンサルティング研究会報告書」(平成22年度)による調査では、以下のような結果になっています。

月収比率
0円17.2%
1~10万円未満26.7%
10万~20万円未満20.8%
20~30万円未満24.7%
30~50万円未満8.1%
50万円以上2.4%

このデータによると、キャリアコンサルタントの月収は、20万円前後の層が多く、50万円以上稼いでいる層は全体の2%ほどです。

実際に、キャリアコンサルタントとして働いている方に向けたアンケートでも、仕事に対する不満点として、給料の低さを1位にあげています。

このように、キャリアコンサルタントで生計を立てているのではなく、全体の業務の一部としてキャリアコンサルタントを兼任している人が多く、兼業して稼いでいる人がメインです。

たとえば、人事部門など企業内で活躍するキャリアコンサルタントの場合、4割がキャリアコンサルタント以外の収入で800万円以上を得ているかたもいます。

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キャリアコンサルタントで独立する際に大切なこと 5選

冒頭でもお伝えした通り、キャリアコンサルタントとして独立して稼いでいくことは簡単ではありません。
キャリアコンサルタントとして独立しても稼いでいくために大切なこと5つを、具体例とともにご紹介します。

資金面で余裕を持っておく

キャリアコンサルタントに限らず、独立するとなると、サラリーマンとして会社に雇われている場合と異なり、給料が保証されないので金銭面が不安定になります。
特に独立したばかりの頃は、収入を得られるまでに時間がかかる場合もあります。しばらくの間、収入が少なくても生活していけるようにまとまった資金を用意しておきましょう!

事業が軌道に乗った後でも、コロナウイルスの感染拡大などの予期せぬ事態が起きてしまうと、たとえどんな事業であっても影響を受けてしまいます。

現場経験や実績を積んでおく

企業や団体が、キャリアコンサルタントに仕事を依頼する際、本人のキャリアコンサルタントとしてのこれまでの実績や経歴を重視することはよくあります。

特にフリーランスに仕事を依頼する際、企業は即戦力として求めます。そのため、資格を取っていきなり独立するのではなく、独立する前に数年キャリアコンサルティングの現場経験や実績を積んでおくことが重要です。

公的機関や教育機関では、資格がなくてもアシスタントとして働くことができます。今の職場でキャリアコンサルタントの経験をあまり積めないようであれば、利用してみましょう。

キャリアコンサルタント以外の仕事と組み合わせる

キャリアコンサルタントは他の仕事との掛け合わせやすい職業でもあります。
具体的なパターンとしては、以下のようなものがあります。

・就職や転職支援などと組み合わせて独立する
・社労士、行政書士などと合わせて独立する
・キャリアコンサルタントの資格対策講座を開く
・キャリア相談のメディアを運営する

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法人、個人事業主のどちらで始めるか判断する

キャリアコンサルタントに限らず、独立する際に、まず決めなければならないのは、法人で始めるのか、個人事業主で始めるのかという選択です。
日本政策金融公庫総合研究所が2018年に行ったアンケートによれば、約85%が個人での独立を選択しています。

個人で独立する場合、税務署に開業届を提出すれば、それで個人事業主となれます。開業手続きは複雑ですが、わからないことや不安なことがあれば、税務署や行政書士の方に相談してみましょう!

とりあえず事業が安定するまでは個人事業主として活動して、事業の規模が大きくなった段階で、法人化を考える人が多いようです。

キャリアコンサルタント同士でつながりを作る

独立した後は、知人からの紹介で仕事をもらえることも多いので、キャリアコンサルタント同士のつながりや社外のつながりを大切にしましょう!

キャリアコンサルタントとしてつながりを作るためには、オフラインでの交流も大切ですが、SNSを活用することも役立ちます。
比較的社会人同士のつながりを増やしやすいSNSには、TwitterやFacebook、LinkedInなどがあります。とりあえず始めるだけ終わらず、定期的に仕事に関する投稿を継続しましょう。

SNSでフォロワーを増やすことは、キャリア相談者探しにも役立ちます。新卒者や若年層にアピールする際は、TwitterやInstagramなどがおすすめです。
SNSはただし、あまりに多くのSNSを利用しようとするとその更新ばかりに時間が取らすぎないよう気を付けましょう!

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まとめ

キャリアコンサルタントで独立を考えているのならば、有料職業紹介業や、社労士などの資格と組み合わせて起業することをおすすめします。
請け負える業務の幅が広がるため、他社との差別化になったり、収入面をカバーできたりします。

キャリアコンサルタントや有料職業紹介業で独立を考えている方、開業し始めでお困りの方向けに、人材紹介業のサポートも手掛けていますので、気軽にご相談ください。

また将来キャリアコンサルタントとして独立するための転職にご興味がある方は、当サイトを運営しているMotoyuiエージェントまでご相談をしてみてはいかがでしょうか?

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登録やご相談は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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