文系出身だけどシステムエンジニアになって手に職をつけたい!
このように文系出身でも積極的にプログラミングに挑戦したい方も多いのではないでしょうか?
そんな方にまずお伝えしたいのは、結論文系の未経験でもエンジニアになれるということです。
現状、ITエンジニアの人材は不足しています。
この記事では、文系からシステムエンジニアを目指す方に
- なぜ文系からシステムエンジニアになれるのか?
- 文系・未経験でもシステムエンジニアに採用される方法
について詳しく解説していきます。
手に職をつける職種の代表格ともいえるシステムエンジニアですが、システムエンジニアになれれば、この先仕事探しで困ることも少ないでしょう。
目次
大手SIerの新卒採用の約50%は文系・未経験?!

これからエンジニアを目指すという方には、あまり知られていませんが、大手SIerで新卒採用されている人数の約半分は、文系出身でかつ未経験者である、という事実があります。
先述の通り、一つの要因としては、慢性的な人手不足ということもありますが、それだけが理由ではありません。
その一つとして挙げられるのは、文系は理系よりもお客様との折衝を器用にこなすことが多いと認識されていること。
コミュニケーションスキルは、先天的な能力に近いため、いくらトレーニングしても大幅に成長することは難しいといえます。ただその一方でプログラミングスキルに関しては、約3ヶ月程度の研修や勉強を行えば、文系・未経験者でもプログラミングできるレベルまで成長します。
このようなことから、コミュニケーションスキルを重要なスキルとして、文系・未経験者でも採用していることが背景にあります。
文系・未経験者としてSEになる女性の割合は約4割

システムエンジニアと聞くと、働き方がハードというイメージがある故、男性ばかりが働いているイメージをお持ちではありませんか?
それではあくまでイメージで実際には、SEとして女性も多数採用されています。
あくまで肌感覚の数値ではありますが、文系・未経験の中の約4割が女性です。
もし性別を理由にチャレンジを迷っていらっしゃる方は、悩まずチャレンジしてみることをお勧めします。
文系・未経験でもシステムエンジニアとして採用する理由

先日のこちらの記事でも解説しましたが、
文系・未経験者でもシステムエンジニアとして採用されるのは
- クライアントとの折衝業務が多い≒コミュニケーションスキルが必要
- システムの導入をクライアントの現場担当者と良好な関係構築の上推進していく力が求められる
というように、コミュニケーション力が求められる仕事です。
コミュニケーションに着目すると、文系のシステムエンジニアでも十分活躍できるといえるわけです。
また、逆に理系でプログラミング経験者はコミュニケーションを不得意とする方の割合が多いのも事実。
ここからは、文系SEが採用される具体的な理由を解説していきます。
SE≠開発。顧客折衝・プロジェクト管理も重要な役割

以外と知られていない事実ですが、未経験からSEをスタートすると、大半プログラミングを覚えるところからスタートしますが、開発業務はプロジェクトにおいて全体の1/3くらいの業務となります。
残りの業務はシステムの設計をしたり検証(テスト)を実施して、クライアントが求めるシステムへとブラッシュアップしていく仕事になります。
この全体像をある程度理解できるとクライアントとシステムの要件を調整し、開発に関わる期間やスケジュールを調整する業務も携わることが可能になります。
このようにSEは経験を積みながら開発からプロジェクト運営全体を担当していくようになるのが一般的と言われています。
また更に経験を積んでいくと、以下のキャリアステップも選択できる可能性が出てきます。において役割が変わります。
- 大規模プロジェクト管理をする役割
- 営業(コンサル含む)
- 開発のスペシャリスト
- PMOと呼ばれるプロジェクトマネジメントの補佐
など、様々な役割に分かれているのです。
結論まで長くなりましたが、このような背景があるため、文系でも採用されるということです。
文系・未経験スタートでも3ヶ月あればプログラミングスキル取得が可能

何度も繰り返しになりますが、SIerが文系出身で未経験者を採用する理由は、プログラミングの基礎的なスキルを身につけるのには、さほど難易度は高くなく、3ヶ月ほどの期間で十分だからという理由があげられます。
実際にプログラミングスクールのサービスを見てみると3ヶ月程度で集中的に覚えるスクールが多いのもそのような理由といえます。
しかし、それでも、まだシステムエンジニアでやっていけるか不安という方も多いのではないでしょうか?
そんなシステムエンジニアとして働きたいけど不安な人に向けて不安を払拭できることを以下で解説します。
システムエンジニアを志す上で知っておきたい2つのポイント

システムエンジニアを志すにあたって、知っておいた方がよい以下の2つのポイントを参考に目指すかどうかを判断するとよいでしょう。
- ハードワークができるかどうか
- プログラミングスキルの習得についていけるかどうか
ハードワークができるかどうか
未経験からエンジニアを目指す方は、漠然とIT企業に対して過酷な労働環境をイメージする方が多いのではないでしょうか?
結論、ハードワークかどうかの度合いは求人(企業)によって大きくことなります。そのため、一概にハードワークだと決めつけずに、会社説明会や面接時に残業時間や帰宅時間についてヒアリングした上で求人(企業)ごとに判断することをご推奨いたします。
残業時間や帰宅時間によって、ハードワークに感じるかどうかは人それぞれのものさしで変わってくる為、あくまでも収集した情報に対して自分の感覚で判断する方が良いでしょう。
昨今の働き方改革などで、労働環境の改善に積極的に取り組んでいるIT企業も多くあるので、会社説明会を利用して積極的にヒアリングをしていくと、働きやすい企業が見つかるはずです。
プログラミングスキルの習得についていけるかどうか
プログラミングスキルの習得についていけるかどうかが不安だという人多い方思います。
先述の通り、文系出身でかつ未経験だとしても、3ヶ月程度の期間を講義形式で学ぶことができれば、プログラミングの基礎スキルは身につきます。
大手SIerでは、新人研修としてプログラミング学習のカリキュラムを組んでいるところが多いので、基礎的なスキルは新人研修で集中的に学習します。
ですから、プログラミングスキルが身につくかどうかは、あまり不安になる必要はないといえます。
それでも不安を感じている人は、未経験者を対象としているプログラミングスクールに通ってみることをお勧めします。
最近では、プログラミングスクールと併設する形で就職や転職支援も受けれるサービスも増えてきていますので、エンジニアスキル以外にも企業選択の相談も乗ってもらえますので、そちらを利用すると不安も払拭できるでしょう。
最後に

いかがでしたか?
今回は、文系出身・未経験でもシステムエンジニアになれる理由、不安を取り除く方法、そして就職・転職をより確実に決める方法を解説をしてきました。
理系で、経験者しか採用されないイメージのあるシステムエンジニアという仕事は、実は文系出身者で、しかもプログラミング未経験者でも働くことのできる仕事なのです。
何度も繰り返しになりますが、プログラミングスキルを身につけるためにスクールへ通うという選択肢は、あなたの就職・転職活動をより効率的にしてくれることでしょう。
この記事を読んでエンジニアにチャレンジしようというきっかけになると非常に嬉しく思います。
人手不足のIT業界は、まだまだ需要が伸びることが予想されるので、今が飛び込んでみるチャンスです。
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