未経験からエンジニアを目指す方が増えていますが、プログラミング言語は何を選べばいいかわからない方は多いのではないでしょうか。
エンジニアになろうと思うとプログラミング言語の習得は必須になります。
未経験の方向けにたくさんあるプログラミング言語の中からエンジニアに転職するのにおすすめの言語をご紹介したいと思います。
参考のために2021年のエンジニアが学びたい言語ランキングもご紹介します。
目次
2021年 人気プログラミング言語ランキング トップ5
パーソルキャリア株式会社は2月5日、「2021年、ITエンジニアが学びたい(強化したい)プログラミング言語ランキング調査」の結果を発表した。調査は2020年12月8日〜2020年12月17日。調査手法はWebアンケート。有効回答数は全国の20代〜50代のITエンジニア442名。
今回は上位の5位をピックアップして解説します。
人気プログラミング言語1位 Python
PythonはDeep Learningなどの機械学習(人工知能)を得意とする言語です。
機械学習はAlphaGoの活躍など実用段階が期待され、市場の需要が高まっています。
機械学習はプログラミング以外にも数学の知識も必要となります。
そのため、学習難易度は高くなっており、希少価値が高いので高給となっています。
Pythonをメイン言語として開発に採用する会社やサービスが増加傾向にあるため、
今後もさらなる人気の向上が見込まれる言語であると言えます。
人気プログラミング言語ランキング2位 Java
JavaはどのOS環境でも動作せられるので非常に汎用性能が高く、大規模の開発でよく利用されています。
開発のメイン言語にJavaを採用している企業が多く非常に需要のある言語だと言えます。
他言語に比べても圧倒的に採用率高い言語のため、今後数年のうちにJavaエンジニアの仕事がなくなることはないでしょう。
また、他言語への応用がしやすい言語であるため、一度習得して仕舞えば、他の言語の習得が比較的楽になるでしょう。
人気プログラミング言語ランキング3位 JavaScript
JavaScriptは高度なWebアプリやスマホアプリ、さらにはサーバーサイドのシステムまで幅広い場面で利用されており、非常に汎用性が高い言語と言えます。主にアニメーションなどの動的にな機能の実装に使われます。
現存するWebサイトのほとんどで使用されているくらい動的なWebサイトは当たり前となりましたので、多くの開発でJavaScriptのスキルが求められます。
ランキング4位 C言語
C言語は汎用性は高く、幅広い分野で使用されている言語です。
C言語で作られているものとしては、ロボットや組み込み系ソフト、スマホのアプリケーション、OSなど多岐に渡ります。
C言語を習得することで幅広い仕事を行うことができ、将来は安定していると言えるでしょう。
ランキング5位 VC・VC++
VC++(Visual C++)とは、Microsoft社の開発ツールで「Visual Studio」に同梱されているC++のパッケージ(アプリケーション一式)のことです。C++を使用するために、コンパイル(コンピュータが直接実行可能な形式に変換)する役目があります。C言語が上位のでこちらも上位になっていると考えられます。
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未経験から転職に役立つプログラミング言語

ではここから未経験から転職を考えている方におすすめな言語をご紹介していきます。
選定基準としては転職しやすくなるか、言語自体の需要はあるかという観点でランキングを作りました。
転職に役立つプログラミング言語 第1位 JavaScript
JavaScriptを一位に選んだ理由としては転職のしやすさから言うと、転職しやすくなるというよりは、エンジニアになる上で必須の知識だと言えるからです。言語の需要としても、必須のスキルと言えるので非常に高くなっています。未経験で転職するためにポートフォリオ作成するのですが、JavaScriptを使用することでリッチなUIのポートフォリオを作成することができます。
現在JavaScriptは、サーバーサイド開発も行えるようになっています。利用できる幅が広がったことで、フロントエンドからサーバーサイドまでJavaScriptで一貫した開発が可能となりました。このことから、同じ開発者によって開発が進められるため、役割を分ける必要がなくなるメリットがあります。
転職に役立つプログラミング言語 第2位 Java
Javaは転職のしやすさという観点で言うとかなり上位になると言えます。理由としては企業のプログラムで圧倒的にJavaが採用的されているからです。言語自体の需要も非常に高いです。凡庸性が高いのでJavaを習得すれば幅広い開発に参加できる可能性があります。
・業務システム開発
業務システムとは、企業が利用するシステムのことです。勤怠管理システムや、販売・在庫管理システムなどの活用をすることで業務効率の向上に役立つシステムのことを指します。
・スマホアプリ開発
Googleが提供しているAndroidはJavaで動いており、Androidアプリ開発自体にもJavaが利用されています。
・Webアプリ開発
多くの人が使用するWebサービスにもJavaは使用されています。たとえばSNSサービスのTwitterは、もともとRubyで開発されていましたが、現在は使用言語をJavaに変更しています。
・ゲーム開発
ゲーム開発にもJavaが使用されています。有名なものだとMinecraftがJavaで作られています。
習得難易度は少し高いですが、習得すれば選択できる企業も一気に増えますし、幅広い開発ができるところもおすすめできるポイントです。
転職に役立つプログラミング言語 第3位 PHP
PHPはサーバー側で動作するプログラミング言語です。サーバー側のデータベースと連携してデータを取得したり、取得したデータを HTML内にコードを埋め込むことで使用することもできます。
また、初心者でも比較的簡単に動作確認が可能で、2位のJavaと比べると習得難易度も下がります。
転職のしやすさという観点から見ても求人数の多い言語なので転職はしやすいと言えます。言語の需要も高いと言えます。それはWordPressで採用されていることが一番の理由です。
WordPressはCMSの最大手で、世界のWebサイトの4割はWordPressで作られていると言われています。WordPressがアップデートされ続けている事からもPHPの需要は高まり続ける事が予想できます。
まとめ
今回はプログラミング言語をいくつか紹介しましたが、
未経験の方は多くの選択肢の中からどの言語を選べばいいかわからないかもしれません。
エンジニアになれば一つの言語だけでなく複数の言語を扱うことになるので、まずは一つ選んで学習してみるのが良いでしょう。
特に今回紹介した言語は重要があり、採用企業も多いため転職にも強いと言えます。
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