昨今益々需要が拡大しているIT業界の中で、システムエンジニアは欠かせない職種です。
そのため、システムエンジニアとしてキャリアを積めば年収アップも目指しやすいことも事実。
しかし、システムエンジニアには専門的なプログラミング・設計のスキルや知識が求められます。
こういったスキルや知識は、独学で身につけることが可能なのか?について気になる方も多いのでは
ないでしょうか?
この記事では、独学でシステムエンジニアを目指す方法やメリット・デメリット、勉強方法などについて詳しく解説していきます!
目次
独学でシステムエンジニアを目指す前に知っておきたいこと

まず、システムエンジニアに求められるスキルについて確認していきましょう!
一般的にシステムエンジニアには以下6つのスキルが必要になるといわれています。
・プログラミングスキル
・システムの設計スキル
・論理的思考力(ロジカルシンキング)
・コミュニケーションスキル
・プレゼンテーションスキル
・情報処理の基礎知識
端的に、上記のうち、
プログラミングスキルや論理的な思考能力、情報処理の基礎知識については独学が可能といえます。
ただし、プログラミングについては開発環境を自宅に用意できることが前提となりますので、
ご注意ください!
その一例として、プログラミング言語のJavaはJDKと呼ばれる開発環境のインストールや環境設定などが必要となるため、
初心者は環境構築で離脱するケースも少なくありません。
反対に、環境構築なしでプログラミングできる言語もあります。
ウェブサイトやサーバーサイドプログラムに広く使われている「Java Script」は、
テキストエディタとブラウザさえ用意できれば、自宅でも開発を進めることが可能になります。
ドキュメントや基礎的な構文も広く公開されているため、書籍やインターネットを参照しながらスキルを高められます。
ただし、独学で身につけられるスキルであっても、一度はプログラミングスクールなどで教育を受けたほうが良い場合もあります。
その理由としては、独学では見落としがちな基礎部分を身につけ、システムエンジニアとして成長するための土台を構築しやすいからです。
では、独学でSEを目指すための勉強方法には、どのようなものがあるのかについて次で詳しく解説してきます。
未経験でシステムエンジニア(SE)に転職したら年収どれくらい?
独学でシステムエンジニアをめざすときに使える勉強方法

・動画学習サイトを利用する
動画学習サイトは、独学でシステムエンジニアを目指す際、心強い味方です。
実際に動画を見ながら進めることで、イメージを掴みやすいという特長があります。
<初学者に役立つ動画学習サイト>
ドットインストール
「3分動画でマスターする」というコンセプトのもと、短時間で効率よくプログラミングを学べるように工夫されたサイトです。
是非お試しください!
・自宅PCに開発環境を用意した上で企画・設計・開発まで行う
自宅で開発環境さえ準備できれば、独学へのハードルが一気に下がります。
特にプログラミング初学者は、ソースコードを書いた分上達する傾向があるため、身近なところに開発環境を構築するメリットは大きいといえます。
・教材(書籍)を用いて学習する
書籍を用いた勉強は独学の第一歩といえます。
ただし、疑問点やつまずきを書籍を何度も繰り返し見返してクリアする忍耐強さが必要になります。
<初学者に役立つおススメ書籍>
『かんたん合格 基本情報技術者教科書 平成30年度』 (五十嵐順子・ラーニング編集部、インプレス)
IT業界への登竜門ともいえる資格のひとつ「基本情報技術者試験」の内容を、わかりやすく解説した書籍です。
プログラミングを独学で学ぶメリット・デメリット
独学でエンジニアを目指す方の最大の難関といえるのは最初はわからないことが非常に多いため、
調べるという行為に挫折してしまうことです。
言語ごとに異なるルールや表現、仕様などを理解しつつ、自分なりに正解を探らなくてはならないことが理由です。
プログラミングを独学で習得できれば、システムエンジニアへの大きな一歩になり得ます。
そこで、プログラミング学習における、独学のメリットとデメリットを整理してみましょう。
<メリット>
・独学でも数か月で即戦力レベルに到達できる(適性によります)
・開発環境が自宅で構築しやすいものが増えている(Rubyなど)
・言語に対する知識やポートフォリオがあれば、未経験でもIT業界に入れる可能性が高まる
<デメリット>
・自身の力で勉強を進めていく必要がある為、挫折しやすい
・解決できない問題に直面したとき、アドバイスやヒントをくれる存在がいない
・自分のスキルを評価してくれる人いないため習熟度のレベルがわからない
SEを独学でめざすときに有効な資格
・ITパスポート、基本情報技術者をはじめとしたIPA主催の情報処理技術者試験
・CCNA、オラクルDB、LinuC などの大手ベンダー資格
注意点としては、システムエンジニアになるのに資格は必須ではありません。
しかし、独学で資格を取得できれば、基礎知識や適性があることを対外的に証明しやすくなり、
未経験の場合は選考通過率が上がることもあります。
未経験から独学で フリーランスエンジニア になる方法を徹底解説!案件獲得に大切なこととは?
まとめ
この記事では、システムエンジニアに求められるスキルや独学の勉強方法、オススメの資格などを解説しましたが、いかがでしたか?
IT業界未経験者であっても、結論、独学でシステムエンジニアを目指すことは可能です!
ただし、自分の力だけでは不安な場合や、モチベーションの維持が難しい場合は、
教育機関の活用もおススメ致します。
自分に合った勉強法を選択し、システムエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか?
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