昨今のエンジニアの市場価値の高騰に伴い、文系でもエンジニアを目指す方は増えていることかと思います。
おそらくこの記事にたどり着いた方は、文系からエンジニアを目指したい、ただ、目指すべきかどうかをまだ迷っていいらっしゃる方が多いのではないでしょうか?
そんな方に向けてこの記事では、プログラミングの基礎の習得には、文系・理系はまったく関係ないということ。また、文系の学生がエンジニアになることには非常に大きなメリットがあるということについてその理由も踏まえて詳しく解説していきたいと思います。
目次
文系プログラマーの採用需要が高まっている
IT人材不足の背景

既にニュースなどで耳にしたことがあるかもしれませんが、現状エンジニアやプログラマーは人手不足の問題が顕著であり、益々IT人材の需要が高まっています。
それに伴い、未経験者を採用しIT人材育成強化の方針に切り替える企業やその他様々な支援形態を利用する企業なども増えています。
また、人材業界では、IT人材特化型の就職エージェントが存在したりと益々IT人材の採用市場の競争は激しくなっているといえます。
このように、これからもIT系の専門知識を持った人材の確保はシステム会社にとって必要不可欠な存在だと言えるでしょう。
マネジメント適性のあるプログラマーは少ない

エンジニアの大半は企業に就職後、プログラミングにしか従事しないケースが非常に多いという事実があります。
その結果、30代、40代になっても全くマネジメント業務を経験したことがない・・・または部下を指導するなどの業務は苦手という方の割合が多くなってきてしまいます。
また、今後、プログラマーなどは東南アジアや発展途上国の人材に仕事を依頼する流れも考えられますので、プログラマーオンリーの人材は代替できる方が増えてくる可能性もあります。
上記からわかるように、エンジニアをマネジメントすることで全体の指揮をとり、プロジェクトを円滑に回していけるような人材は大変貴重であり、そういった人材はニーズがあるにもかかわらず、不足しているということです。
つまり、このような背景を踏まえて、エンジニアだけではなくマネジメント候補としても採用したいという企業は増えてきており、マネジメントスキルの必須項目であるコミュニケーションスキルやヒューマンスキルを重視する企業も非常に多い昨今、文系の方でも採用ニーズが高まってきているため非常にチャンスといえるでしょう。
文系がエンジニアになる最大の強み

先述したように、文系エンジニアの間口は非常に広まっております。その理由は、将来的に組織のマネジメント業を担える人材を獲得したいからです。
これらの背景からも想像できるように、文系出身の学生がプログラミングの知識も持ってる場合、将来的にエンジニアのマネジメントをし、プロジェクトを回す側に回れる可能性が高いと考えられます。
つまり、このチャンスを掴み、文系の人材がプログラミングスキルも保有しかつ、マネジメント業務も経験しているとなると、各企業が最も欲しがっている人材を満たすキャリアを積むことが可能になるということです。
結論、ここが、文系の人材がプログラマーを目指すべきだと言える最大の理由だといえるでしょう。
年収の大幅なアップの見込みがあること

エンジニアは多種多様存在する為、エンジニアの種類によって変わってきますが、エンジニアの平均年収は542万円です。※エンジニア毎の年収はこちら
日本人の平均年収が、400万円程度であることや年功序列な社会である中でこの額は非常に高いと言えるでしょう。
また、昨今のパラレルワークや副業が後押しされる時代背景によりサラリーマンをしながら副業としてプログラミングをする場合も、技術の専門性を高めて案件を得られれば、年収アップを図ることも可能といえます。
文系の人材がプログラミングスキルを取得すれば高収入エンジニアのポジションを担えるチャンスは非常に高いので、文系こそむしろプログラマーになるメリットは多いといえるのです。
未経験からでもプログラミングが学べる環境が整っているため
独学ツールやスクール系のサービスが普及している

未経験者がプログラミングを学べる環境は昔とは異なり大変便利かつ充実しているといえます。
以前は大学や専門学校に入学するか、難しい専門書を読み込んで自分で理解するくらいしか選択肢がありませんでしたが、最近では自分のペースで好きな時間に勉強できるプロゲート(無料アプリ)などのオンライン学習の発展や初心者向けのオンラインプログラミングスクールなども発展してきています。
特にオンライン学習は授業が体系的になっているので学習が継続しやすく、仕事が忙しい社会人の方でも隙間時間に授業を受けることができるので、人気を集めています。未経験からエンジニアを目指す場合は非常に有益なツールといえるでしょう。
プログラミングはそこまで難しくない?!

文系の方や今までプログラミングになじみがなかった方からすると、プログラミングと聞くと始める前から難しい物だと決めてけてしまっている方が非常に多いのではないでしょうか。
結論、未経験の方が想像しているほどプログラミングは難しくありません。プログラミングというのは結局のところコンピュータの世界の言語にすぎないのです。
したがって、極端な表現になってしまいますが、英語や他の外国語を学ぶのとそれほど大きな違いはありません。
柔軟な就業スタイルが可能

自分の裁量で仕事ができる
現在、コロナによるリモートワークの波を受けて、ベンチャー起業を中心にフレックス制やリモートワークを採用する企業が増えています。フレックス制やリモートワークの導入によって労働者自身が日々の労働時間の長さやいつ働くのか自体を決定することができます。
またプログラミングはパソコンとインターネット環境さえあれば、リモートワークなどあなたの望む形で勤務することが可能になります。
エンジニアのやりがい≒作りたいものを自ら生み出せるようになる

日々の生活の中で不便さや面倒くさいと思うことはないでしょうか?
もし、エンジニアになることができたら、そんな不便さや面倒くさいことをアプリやシステムが解決できる可能性があります。しかも自分の手でそのシステムやアプリを作り出せることができる。
これほどのやりがいを感じれる仕事はそう多くないかと思います。
もしあなたがプログラミングを学ぼうという強い意志をもって今後も歩んでいくのならば、自分のアイデアを実現することはそれほど難しくないと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は文系の就職活動学生様に向けてエンジニアを目指す理由について解説させて頂きました!
新卒からでもプログラミングスキルを学ぶことで、新たなキャリアステップやライフスタイルを作れる可能性も高まっていくでしょう!
もしあなたが自分は文系だからエンジニアには向いていない・・・という理由でプログラマーになることをあきらめているのであれば、一度はチャレンジしてみるのも悪くはないのではないでしょうか。
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