「キャリアアドバイザーの仕事に興味はあるけど、”激務”や”きつい”、または”つらい”という声を聞いて少し心配…」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
もちろん、人材紹介業自体が個人のキャリアに関する仕事ですので、楽な仕事というわけではありません。
しかしながら、キャリアについて悩んでいたり、現職に不満を感じている求職者さんに、希望するキャリアを歩めるようサポートできることはとてもやりがいを感じることができます。
現在の仕事であまりやりがいを感じれていない方や、スキルがついていく実感がない方は、ぜひ選択肢として持っておいてもよいかもしれません。
この記事では、CAの仕事内容から、「激務」「きつい」といわれている理由、CAとして一流になるためのコツまでご紹介いたします!
CAの仕事に少しでも興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
キャリアアドバイザーの仕事内容

キャリアアドバイザーの「きつい」ポイントについて解説する前に、そもそもCAとはどのような仕事をするのでしょうか?
キャリアアドバイザーは、人材紹介会社の中で、「求職者さんの対応」を担当します。
CAは、リクルーティングアドバイザーが求人企業からキャッチアップした情報をもとに、自社に登録してきた求職者へアプローチをします。
求職者へのアプローチの際に大切なことは、求人情報の提供、履歴書や職務経歴書の書きかた指導、面接日程のセッティング、条件の交渉などを担当します。
求職者と信頼関係を築き、いかに本音を聞き出せるかがキャリアドバイザーの腕の見せ所です。
求職者が紹介企業に関心をもった後、面接対策や履歴書添削などをおこない、求人企業の採用担当者との面談の日程を調整します。
また大手人材紹介会社の場合、分業型という、CAとリクルーティングアドバイザーで役割が分担されていることが多いですが、中小企業ではCAとRAの両方の役割担当する両面型の場合もあります。
リクルーティングアドバイザーとの違いなど、キャリアアドバイザーについてもっと詳しい仕事内容を知りたい方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。
キャリアアドバイザー(CA)の仕事内容とは?リクルーティングアドバイザーとの違いを解説!
キャリアアドバイザーが「激務」といわれている理由

キャリアアドバイザーが、「激務な仕事」といわれているのはどういった点なのでしょうか。
CAの業務の中で、「きつい」といわれることの多い仕事には以下の3つが挙げられます。
- 求職者との連絡が途絶える
- ノルマに追われる
- 入社前のイメージとギャップがあった
特に、CAとして働きはじめた新人の方は、このような悩みを抱えてしまいがちです。
これらの理由を詳しく順番に紹介していきます。
求職者さんと連絡が途絶える
人材紹介会社のCAのきついポイントとしてよくあげられるのは、求職者さんとの連絡が途絶えてしまうケースです。
転職エージェントに登録してくる求職者さんの中で、面談の日程を調整したのにもかかわらず当日ドタキャンされることは日常茶飯事です。さらに、一回目の面談まで終えて、いざ求人を紹介や面接対策などをしようとすると連絡が途絶えるケースもあります。
一番きついケースとして挙げられるのは、企業から内定が出たのにもかかわらず、辞退してしまうケースです。
特に、新卒エージェントなどでは、就活生は多くの企業を受けるので、企業の内定を承諾した後、第一志望の企業が受かったからといって入社前に辞退」といったことは、かなりの確率で起こります。
企業側とも返金処理などで折り合いを付けなければならないので、とても大変です。
こういったことが日常的に起こることから、精神的に「きつい」と感じる方は多いようです。
ノルマに追われる
次に解説していくのは、「会社が設定したノルマに追われる」ケースです。
人材紹介会社では、「基本的に毎月の求職者を面談して、企業に紹介をした人数」や「推定年収の3割前後が売り上げになるためいくら売り上げを上げれたのか」などがノルマとして設定されています。
CAは、求職者を集めることと、面談でうまく相手の悩みを引き出し、改善するキャリアの提案をすることになります。
オウンドメディアや広告、SNSなどから求職者の集客をしていない会社では、求職者さんが登録しているサイトから、探している条件に合った求職者さんにスカウトメールを送っていくことになります。
スカウトメールから返信があった方と面談を行うことになりますが、スカウトメールから面談日程が決まるまでは、かなりの低い確率なので、そこで心が折れてしまう場合もあります。
入社前のイメージとギャップがあった
人によってきつい点は様々ですが、CAとして働き始めた新人の方で一番多いのは、「入社前のイメージとのギャップがあった」というパターンでしょう。
キャリアアドバイザーの仕事を希望する方には、多かれ少なかれ「人材業界に対する理想」を抱いていることが多のではないでしょうか
たとえば「その人が本当にやりがいを感じられる仕事につけるようサポートをしたい」といった思いなどです。
もちろん、こういった思いやビジョンを持つことはとても大切ですが、実際の人材紹介会社の現場では「割り切り」も大事です。
面談した求職者のキャリアに合った仕事を見つけるには、自社で取り扱っている求人よりも他社の求人があっている場合などは日常茶飯事です。
そういった場合に、求職者のキャリアをとるのか、会社の利益をとるのかといった選択をしなければいけません。
自分の思い描く理想のキャリアサポートとの現実の状況に不満を覚えることはよくあります。
会社によっては、求職者の方やクライアント企業の希望や将来像を細かく加味せずに、会社の数字を優先して、上手く言葉でごまかして無理やり転職させることを是とするところもあります。
転職する前にしっかりと調べておいて、そういった企業にはあらかじめいかないということが重要ですが、そのような企業に行ってしまうとやりたかったこととのギャップに苦しんでしまいます。
キャリアアドバイザーのコツ

これまでキャリアアドバイザーの「きつい」といわれるポイントをご紹介してきましたが、コツさえつかめば成果を上げることは難しくありません。
CAとして、より良い転職サポートを増やすコツをご紹介いたします!
- 求人の情報を理解する
- リクルーティングアドバイザーと連携する
求人の情報を理解する
キャリアアドバイザーの場合は、求職者の情報だけでなく求人情報の理解することが大切です。
CAの方によくあるパターンとして挙げられるのは、求職者の気持ちに寄り添いすぎて、求人企業の求める人物像を深く理解しないまま提案してしまうことです。
CAのみを担当する場合でも、求職者側の情報だけでなく、求人として取り扱っている企業についての理解を深めたり、求人票を読み解く力などを身に付けたりすることはとても大切です。
リクルーティングアドバイザーと連携する
2つ目のコツは、リクルーティングアドバイザーと連携するということです。
規模間の大きい会社で、CAとRAを分ける分業型をとっている場合、CAとRAの間で求職者さんと求人の情報をうまく情報共有がとても重要です。
CAとRAの間で、うまく意思疎通ができていないと、求職者さんや求人の情報に当事者間でギャップができてしまい、最適解の転職をサポートすることができなくなってしまいます。
そのため、求職者さんと求人企業さんの両方が納得のいく採用を増していくためには、リクルーティングアドバイザーとキャリアアドバイザーの細かい情報共有が大切です!
キャリアコンサルタントは独立できる仕事?女性にもおすすめな理由
最後に
キャリアアドバイザー、もしくはリクルーティングアドバイザーとしての転職・就職にご興味がある方は、当サイトを運営しているMotoyuiエージェントまでご相談をしてみてはいかがでしょうか?
人材業界で経験豊富なキャリアアドバイザーが、面接の対策や転職後のキャリア設計まで一つ一つサポートしますので、転職は初めてという方でもご心配には及びません。
登録やご相談は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。