今回は、文系からエンジニアを目指すにあたって、気を付けたほうが良いポイントを、実際に文系からエンジニアになった筆者の経験からご紹介いたします!
RecHub magazineではこれまで主にエンジニアを目指すべき理由やポイントについて重点的に記事を書いてきました。
ただ、勿論、何事もメリットばかりではないということを踏まえて、今回は実際に文系からエンジニアになった方にお聞きした、エンジニアになって後悔したことや未経験の方がスタート前に心得ておいた方が良いことについて詳しく解説していきたいと思います。

目次
文系からシステムエンジニアになれるのか
こちらについては、この記事などでも詳しく書かせて頂きましたが、
結論、文系でも未経験でもエンジニアになることは可能です。
むしろ、20万人のIT人材が不足する見通しという話まで出ていますので、まさに文系や未経験スタートの方にとっては、絶好のチャレンジする機会といえるでしょう。
また、以外と知られていない事実ですが、文系や未経験の方がエンジニアなれる日本は非常に希少で、
外国では専門の学部などを卒業していない方はエンジニアになれなかったりします。
そんな文系や未経験でもエンジニアに就職・転職が可能な日本において、更にエンジニアになる最短の近道は、就職・転職のサポートが保証されているスクールに通う事が最もお勧めできます。
こちらの記事のように、勿論、独学でもプログラミングは習得できなくはないですが、現場で役立つソースの書き方やチームでの開発などはスクールでしか学べません。
何より、初めての人がエンジニアをあきらめるのはそのほとんどが、やり方や学習の仕方がわからないことにより挫折してしまうケースです。
その点、プログラミングスクールでは、ライバルがいたり、メンターがいるなどモチベーションを維持できる環境にありますので継続すること難しくなりません。
期間としては、文系からエンジニアになるためには最短でも2~3ヶ月ほどの学習期間を要するのですが、その間でモチベーションを保てない人が9割だと思います。
ゼロからスタートする方は、是非スクールの検討から始めてみてはいかがでしょうか?
エンジニアを目指す前に検討しておくべきこと

文系や未経験などからエンジニアを目指す場合、特に確認しておいた方がよいのは、「自分がプログラミング業務を楽しいと思えるかどうか?」です。
中途の場合はある程度独学やスクールに通わないことには、エンジニアとして内定獲得が難しいため、
実際に自分がプログラミングをやってみるという機会があるわけですが、新卒の場合、
実際のプログラミング経験なし、独学なしでも人物評価で選考を通過するケースもあります。
そのため、プログラミングを経験せずにエンジニアになってしまう可能性があるということです。
現役エンジニアの中でも大きく分けると以下のタイプにわかれる傾向にあります。
・プログラミングが楽しく時間さえあればプログラミングに励むタイプ
・プログラミング業務が退屈または苦痛で仕方ない嫌々タイプ
前者の方は間違いなくプログラミングに向いているため適職といえますが、問題は後者。
後者の方で多いのは先述した就職活動期において、全くプログラミングをせずに入社した方の
割合が非常に多いという事実があります。
そのため、新卒・中途、文系・理系関わらず、まずは実際にプログラミングがどんなものかということを
試した上で、それが楽しいと思えるかどうかを実感する機会は必ずつくりましょう!
プログラミング経験を無料で体験する

上記のように、事前にプログラミングを経験した場合、現在では数多くのプログラミングスクールが無料で体験できるサービスも提供しています。
勿論、がっつりと学ぶスクールは有償のものになりますが、
初級編をかじる程度の内容であれば、体験スクール程度でも十分に自分が楽しいと思えるかどうかは判断できると思います。
また、常駐やSES企業はあまり良いイメージをお持ちでない方もいらっしゃるようですが、
常駐やSES企業でも研修制度が非常に充実してる企業なども非常に増えてきています。
また、常駐などの方が就業時間なども厳しい企業が多いため、働きやすい環境下で仕事ができることも数多くあります。
必ずしも自社開発だけという方の中には、その理由が何となくという方も多いのではないでしょうか?
そんな方は自社開発以外にも働きやすくスキルアップを目指せる企業も多いので、しっかりと業界や企業研究を行った上で就職・転職活動を進めるとよいでしょう。
文系からシステムエンジニアになった場合の仕事内容について

これからプログラミングの勉強を始めるという人は、実際に文系や未経験でエンジニアとして入社したら、まずどんな仕事からスタートするのか?気になる人も多いのではないでしょうか?
一括りにシステムエンジニアと言っても、多種多少な働き方が存在しますし、
Web系とSIerでの働き方も大きく違いますが、一般的な例を挙げる際に用いられるSIerの場合を想定して解説いたします。
まず、SIer(システムインテグレーター)について説明しますと、システムエンジニアの仕事はよく大工さんの仕事と似ていると言われています。
家を建てたい人(カスタマー)に対して以下のことを行います。
- どんな家を建てたいのかヒアリング
- 家の設計図を作成する
- 実際に家を建てる
- 1の家になっているかチェックする
- 合意をもらい、納品
プログラマーと聞くとおそらく実際に家を建てる業務が思い浮かぶと思いますが、
仕事内容はそれだけが全てではない事が上記から理解できますよね。
ヒアリング、設計図の作成、チェック、納品の部分にも実際に家を建てる業務同様に膨大な作業量があるということをまず覚えておきましょう。
未経験で始められる方はシステムエンジニアの仕事は、PCとにらめっこしてひたすらプログラミングしているというイメージがありますが、それだけだと成り立ちません。
お客さんとの打ち合わせだったり、資料作成だったり、チェック作業だったりと広い業務をこなす必要があるのです。
文系からシステムエンジニアが陥る悩み

先述した内容からも想像がつくかと思いますが、結論システムエンジニアはプログラミングができなくとも成り立ってしまう仕事です。
実際に、エンジニアの友人の中でもプログラミング業務以外に従事して実際にコーディングスキルが乏しいという方も存在します。
新卒入社時や、未経験入社時にどこの企業も言語の研修を行うかと思いますが、その研修の中でプログラミング適性を少なからずみており、その適性に沿ってコーディング業務以外の仕事を割り振られる人もいるということです。
また、中には検証業務(システムが正しく動く事を検証する業務)を任される方いますので、
期間限定であれば良いですが数年この仕事をしていては、勿論コーディング業務などは身につかない可能性もあるということです。
文系からシステムエンジニアを目指す前に注意しておくこと

上記のようにならないために、今からできることを解説していきます。
プログラミングを事前に体験しておく
こちらも何度も繰り返しになりますが、文系や未経験の方でも必ずコーディングの経験を経た上で、
エンジニアを目指すかどうか判断しましょう。
入社してから、この業務が合わなかったとなることがご本人としても採用側の企業としてもリスクが大きいです。
コーディングの実務からスタートできる可能性を把握しておく
昨今、コーディング業務は海外にアウトソースする傾向もありますので、今後益々コーディングの業務割合は
減少する可能性があります。冒頭でも触れたように入社してからコーディングスキルが身につかないとならないように、
就職・転職活動段階から具体的な業務の把握は進めておきましょう。
就職後も、プログラミング学習は継続する
プログラミングの学習方法に関しては定番の「ドットインストール」や「Progate」でも十分に学習が可能ですが、
一人で黙々と作業するのが苦手、対面で質問をしたい、一緒にプログラミングを学習する仲間が欲しい、モチベーションを保ちたいという方は、先述したプログラミングスクールに通うことおすすめします。
最後に
いかがでしたか?
この記事では、文系からシステムエンジニアになる前に気をつけておくべきことについて解説させていただきました。記載内容のような失敗事例とならないようにしっかりと準備をした上でエンジニアを目指しましょう!
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