昨今、AIや機械学習、IoTなどの新しい技術やサービスの発展により、益々IT活用の高度化・多様化が予測されます。
そんな状況の中、人材採用が追いつかずにエンジニア不足が嘆かれているケースも増えてきています。
手に職がつけられて、この先も需要が高まるエンジニア職。他の記事でも何度かふれたように、
未経験から採用されるケースも増加傾向にあります。
これから未経験からエンジニアを目指したい方にとっても、良い時代が来ています。
この記事では、メジャーなエンジニアの種類とその仕事内容、年収やキャリアアップについて詳しく
解説していきますので、是非ご参考ください。
エンジニアとは?

よく就職や転職活動の際に耳にするエンジニア。
具体的には、工学、土木などの専門知識を身につけた技術者のことを指す言葉です。
そのなかでもコンピューターシステムを使って情報処理をするエンジニアの種類は多岐にわたり、
分野によって仕事内容が大きく異なります。
SEとプログラマとの違いについて

クライアントの要望を受け、製品となるシステムをどのような仕組みにするのかを開発・設計していくのがシステムエンジニアです。仕様から詳細設計を行う職種のことをプログラマと呼びます。
6種類のエンジニア

・インフラエンジニア
「インフラ」とは基盤という意味があり、インターネットを含むITツールが動くための基盤を構築するのが、
インフラエンジニアの仕事になります。
後述のサーバーエンジニアや、ネットワークエンジニアもこのインフラエンジニアに分類されることもありますので、覚えておきましょう!
インフラエンジニアは、システムの不具合が起きると、ユーザーに不便が生じてしまうため、迅速な対応や丁寧な保守管理が要求される仕事になります。
デジタルで情報が管理されている昨今、市場価値が高まっているエンジニアといえます。
その他のインフラエンジニアでは、企業の事業展開に合わせて、サーバーなどのインフラシステムを設計・構築・運用する運用設計系インフラエンジニアや無線や電波を扱う業界、IoTやメディア通信などのインフラ設計・構築・運用を担う通信系インフラエンジニアもありますので、こちらも頭に入れておきましょう。
・サーバーエンジニア
日常でイメージしやすい例でいえば、何かのWebサイトを見にいったとき、
私たちは自動的にそのサイトのサーバーにアクセスして情報を得ていることになります。
そのサーバーとは情報を蓄積したり、各種リクエストに応じて情報を送信したりするコンピューターのことを指します。この構築や管理をするのがサーバーエンジニアの仕事です。キャリアアップのためには、サーバーの知識だけでなく、周辺のネットワークやセキュリティの知識も深めていくことでよりキャリアアップにつながるでしょう。
・セキュリティエンジニア
コロナによるリモートワークの波を受けて、電子決済や書類管理などの重要な情報がWeb上で扱われるようになり、
情報セキュリティに特化したエンジニアのニーズも非常に高まっています。
時代の変化と共にサイバー攻撃は日々進化するため、常に最新情報に通じていることが重要となります。
具体的な仕事内容としては、顧客からの要望を受けて、企画・提案、設計、実装、セキュリティテストを実施します。
セキュリティ分野での認定資格や、ネットワーク情報セキュリティマネージャーなどの資格を有していると有利になりますので、資格に興味がある方はこちらの勉強を進めることもお勧めいたします。
・データベースエンジニア
世間で話題になっているビッグデータ。情報のデジタル化によって大量データを収集できるようになった今、
収集した情報を次なる一手の戦略構築などに役立てたい企業が年々増えています。
データベースエンジニアは顧客のニーズに合わせて、どんなデータをどのように取得・蓄積するのか、
複数のデータベースを用いて開発・設計します。
また、データベースの管理運用もデータベースエンジニアの重要な仕事の一つです。
データの活用方法まで提案できれば、キャリアステップとして、ITコンサルタントとしての道も描くことができるといえます。
・ネットワークエンジニア
企業内のネットワークシステム、企業間をインターネットでつなぐシステムなどの企画、提案、設計から構築、運用・管理を行うエンジニアを指します。
Windows Server、UNIXなどの知識や、その上で動作するデータベース、グループウエアなどの豊富な知識が必要です。最重要視されるのは業務経験で、監視・保守の経験を積んで、設計・構築へとキャリアアップするのが一般的な流れといえます。
・フロントエンドエンジニア・CSS/HTMLコーダー
Webサイトやアプリの画面に見える部分を企画・設計・構築するのがフロントエンドエンジニアで、
その詳細設計のなかでも、CSS/HTMLを用いた部分を担うエンジニアがCSS/HTMLコーダーです。
フロントエンドエンジニアは、CSS /HTMLの知識に加えてJavascriptやPHPなど、
サイト全体の構築に関わる言語の知識や、広告や販売促進のためのデザイン知識を併せ持っていると、
仕事の幅も広がりますので覚えておきましょう!
未経験、初心者でもエンジニアを目指せるのか?
さまざまなエンジニアの仕事内容をご紹介しましたが、これらの仕事を、未経験でも目指すことはできるのか?みなさん気になりますよね?
そんな方は、こちらの記事を参考にしてください!
エンジニア未経験の方でも歓迎の求人は多数あります。
やる気や熱意あればOJTを通して知識を身につけることも可能ですし、しっかりと研修期間を設けている企業もあります。
またエンジニア職で大事なのは、ITの早い流れにおいていかれないように、常にトレンドにアンテナを張り、
学習し続けることが重要であり、市場価値を高めるためには避けては通れない道であるということは覚えておきましょう!
独学かスクールか?
独学でエンジニアを目指す方に向けてはこちらの記事を参考にしてみてください!
どちらもメリット、デメリットがありますが現役エンジニア指導のもと教えてもらう方が、
より上達度合いは加速させられるといえるでしょう。
ただし、スクールの受講料は決して安いものではありませんので、本当に自分が継続できそうかを判断するために、
まずは独学から始める選択肢もありでしょう。
最後に
いかがでしたか?
本日はメジャーなエンジニア職種ごとの仕事内容について解説させて頂きました!
どんなスキルを今後みにつけたいかによって選択するエンジニアも変わってくるかと思いますので、しっかりとそれぞれの仕事内容を理解した上で、自分が目指したいエンジニア像を明確にしましょう!
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